白内障手術の危険性

どんな治療方法、手術であっても危険性が全くないという保障はどこにもありません。 不測の事態が起きるかもしれません。ですから、一般的によく行われている白内障の手術であっても、その危険性っていうのはちゃんと認識しておく必要があると思います。

白内障の手術は10~15分程度が一般的なのですが、だからと言って甘く見てはいけません。 短時間の手術であっても、当然麻酔を使います。 その麻酔でショック状態に陥ってしまうこともあります。
麻酔のリスクということを最初に考えておかなければいけないと思います。 また、予想不可能な出血というのもあります。 その出血の量が多ければ、出血性ショックということも起こります。 細菌感染ということ実際には起こっているんだそうです。もちろん、手術室は無菌室ですから、細菌感染というのはあってはいけないことですし、まず可能性としては低いかもしれません。
それでも、何かのミスで細菌感染をしてしまうことだってあると思います。
もう1つ怖いリスクが角膜の損傷です。 何かの拍子に角膜に傷がついてしまうことも考えられます。
医師は細心の注意を払って手術を行っているわけですが、何が起こるか分からないということもあります。ですから、確率は低くても、どんなリスクがあるのかっていうことを、事前に説明を聞いて把握しておくことが大事なんじゃないかなって思います。

白内障手術の問題点

白内障はポピュラーな病気です。 高齢になると、誰でも罹患する可能性の非常に高い病気でもあります。

今は手術も安全性が高くなってきていますが、それでも問題点はあります。 どんな手術であっても、常に問題点というのはあるのです。   それは合併症です。手術によって、合併症が引き起こされることが稀にあるのです。手術中に眼球の圧が下がることによって引き起こされる「駆逐性出血」。 白内障の手術は眼球の中に水をかけながら行います。
器具を抜いた時になど、一時的に眼圧が下がり、この下がり方が急激の場合には出血を伴うこともあるのです。しかし、元々眼底の調子の悪い人だったり、糖尿病や、動脈硬化、出血性疾患、強度の近視で網膜が荒廃している方などに起こりやすいので、事前に検査である程度のリスクを知ることが出来ます。
手術後に起きる可能性があるのが、目の中が炎症を起こす、「眼内炎」だったり、眼内レンズの異常だったり、「後発白内障」だったり、「網膜剥離」だったりします。
これらは術後の検診も大切なので、しっかり受診をすることによって、対応も出来ると思います。手術中よりも手術後に合併症が起こることが多く、またその種類も多いので、医師の指示通りに点眼を行ったり、異常を感じたらすぐに受診をすることが大事になります。

クララスティルってどんな目薬?

クララスティルは今まで手術でしか治すことが出来なかった白内障に効果がある目薬なのです。 このクララスティルは10年以上実験を行い、アメリカやEU諸国では認可されている目薬なのです。

複合アミノ酸であるNアセテルカルノシンは人間の体の中で作り出すことが出来ません。でも、このNアセテルカルノシンを点眼すると、人間の目の中でカルノシンに変わるのです。 カルノシンの不足が目の水晶体の白濁の原因なのですから、カルノシンを補充することで目の白濁が解消されるということになるのです。
しかも、点眼することによって、目に直接カルノシンを与えることになるので、より効果的だと思われます。 点眼によって、水晶体の酸化防止剤として働くので、とても有効的なのです。
Nアセルカルノシンはアミノ酸なので、体に害を与えるものではありません。ですから、安心して点眼をすることが出来ると思います。   日本では正式には認可されてはいないのですが、ヨーロッパ、ロシア、東南アジアなどでは4年以上にわたり、広く使用されている白内障の治療薬なのです。 
海外諸国での白内障に治療実績もありますので、日本だけ効果がないということはありません。まだまだポピュラーなものではないかもしれませんが、手術に変わる新しい治療方法としてこれから多く出てくるのではないかなと思います。

白内障になりやすい体質

白内障には老人性のものとその他のものがあります。 老人性の場合には、加齢とともに進行するものであり、全ての人が罹患する可能性があるので、なりやすい体質を特定するのは難しいと思います。でも老人性のものではない白内障もあります。 それにはなりやすい体質というものがあるのです。

・過去の目を傷つけてしまったことがある人。
・目に緑内障などの疾患を持っている人。
・アトピー性皮膚炎を持っている人。
・ステロイドホルモン剤などの薬物を摂取している人。
・糖尿病の人。
・放射線などの有害光線に被爆した人。
・家族に白内障を罹患した人がいる人。 
この中で特に糖尿病に関しては生活習慣を改善することで予防も可能です。 栄養のバランスの取れた食事と適度な運動が必要ということになります。 糖尿病のような生活習慣病が原因で白内障になる場合もあるので、普段から糖尿病にならないような生活を心がけなければいけないのです。
また遺伝ということもあるのですが、これは白内障になるであろうと過程をすることで、早期発見に繋がるということにもなるのではないかなって思います。 定期的なチェックをすることで少しは発症を抑えたり、進行を遅らせるということも可能になってくると思います。  

白内障手術後について

白内障の手術を受けた後に注意することがあります。 今は日帰り手術も多いです。 手術の方法によっては、入院が必要という場合がありますが、ほとんどの場合は日帰りが可能です。 ですが、日帰りでも入院をしている気持ちで安静にしておくことが大事です。

テレビや本、新聞などは避けたほうがいいでしょう。 これは目の負担を軽くするということに繋がります。 手術当日の入浴は控えること。 洗髪に関しては手術1週間は行ってはいけません。
飲酒は医師の許可があるまで避けましょう。 飲酒は体への負担も大きいので、早く回復をしたいのであれば、控えるのが良いです。 喫煙も同じです。 ただ、喫煙に関しては白内障の手術後だからというわけではなく、体には良くない有害物質の塊でもあるので、白内障の手術を機に禁煙をするのが好ましいのではないでしょうか。
本人だけではなく、関係のない周りの人の健康も脅かすものですので、控えましょう。傷口から細菌が入らないようにすることも大事です。 目を押さえたり、こすったりすることは危険でもあります。睡眠の際に眼帯などの保護メガネを忘れずにつけましょう。
他にも「こういうことはいいのか」などの疑問がある場合には、手術前に担当の医師に相談をしておくことをお薦めします。 後から「あれはいけないことだった」と言われても困らないようにしておくことが大事です。

白内障手術の準備

白内障手術の準備は数日前から行います。   まずは費用の問題。 手術費用は病院によっても差があります。 保険の適用にはなるのですが、老人保険の場合だと更に安くもなります。 他にも加入している生命保険や医療保険によっては、手術給付金だったり、入院給付金が支給されることもあるので、詳細は加入している保険会社に問い合わせをしてみるといいと思います。

手術の前には、検査を行います。 詳しい検査を行うことで、もしかしたら手術が出来ないということが判明するかもしれません。 そういうことを頭の中に入れておいたほうがいいのかもしれません。 目の検査だけではなく、血液検査や血圧測定なども行います。 白内障が初期のものだった場合には、すぐには手術をしないで薬で様子を見るっていうことにもなります。
実際に手術を行う前日になったら、洗髪もしておき、点眼薬は医師の指示に従って使用をしてください。 あとはリラックスをしておくことが大事になってきます。 洗髪は大抵の場合、手術後1週間は行ってはいけないと言われています。 
ですから、手術の前日に行っておくほうがいいのです。点眼薬は手術の数日前から使用します。 これには抗生物質が含まれており、目を清潔にしておくという作用があります。

白内障手術前の注意点

白内障の手術は病院によって、日帰りが可能だったり、数日入院をしたりっていうことがあります。 日帰りの場合と入院の場合では準備も異なってくるのではないかなって思います。 入院の準備では、必要なもののリストというのが病院側から配布されます。 それに従って準備を進めてください。

日帰りの場合には、数日前から注意事項を配布されると思います。 点眼薬の使用に関してだったり、お風呂に関する制約だったり。 洗髪は手術後1週間は行ってはいけないということが多いので、手術の先日に行っておくといいと思います。
前日には、消化のよいものを食べてリラックスをするように心がけましょう。 あまり緊張をすると、検査結果にも大きな影響を与えることになります。 ですから、リラックスというのがもっとも大事なことになってくると思います。
実はリラックスすることが一番難しいのかもしれません。 どんな手術であっても、手術前には緊張をするものです。 医師からの注意事項を守りながらも出来る限り普段の生活のペースを守ることが大事になってくると思います。
また、コンタクトレンズを使用している方は、手術の数日前から使用はしないほうがいいと言われることがあります。 生活に支障をきたすという場合には、医師に相談をしておくといいでしょう。   普段から服用している薬があれば、事前に医師に相談をしておくことも大事です。

白内障手術の費用

白内障の手術の費用は病院によっても違ってきます。 納得がいかないようであれば、いくつかの病院で診察を受けるといいのではないかなと思います。 医師によって診断も変わってくることがあるので、安心して手術を受けることが出来る病院を探すといいのではないでしょうか。

一般的に白内障の手術は保険適用されます。 以前は眼内レンズは保険適用外でした。 でも今は適用されています。   相場では保険適用3割負担で4万円前後です。 これは保険の適用率にも大きく関わってくるので、ちゃんと確認をしておくといいと思います。
全額自費の場合には12~20万円前後します。 また場合によっては還付金もあることもありますので、詳細は各市町村に問い合わせをしてみるといいと思います。
手術の方法によっても費用は変わってきます。 どういう方法を取るのかということもちゃんと医師と相談をして、本当にその方法がベストなのかということも確認してみるといいのではないでしょうか。
生命保険や医療保険に加入をしている場合にも、入院給付金や手術給付金が支払われることがあります。 どういう場合に給付金が出されるのかということは、各保険会社に問い合わせをしてみるといいと思います。
今では罹患率も高い目の病気ですので、手術費用も以前に比べるとかなり下がったように思います。    

白内障の症状

白内障の症状は初期の場合には無症状です。 ですから初期のうちは白内障だということに気付かないということが多いのです。 少し進行をすると、ものが見えにくくなる、ものが二重、三重に見える。 光りがまぶしく感じる、ということが起こります。

またメガネをかけていても、見えにくい、改善しないっていうことも出てきます。   目を見たときに白く濁っていたり、黄色く濁っていたりすることがあります。 水晶体が濁ってくると上記のような様々な症状が出てくるのです。
白く濁るだけではなく、黄色く濁ることもあるということを覚えておいたほうがいいでしょう。   光りに関することで白内障だと分かりやすいのは、周りが暗く見えるのではなく、明るく見えすぎるということだと思います。
視野が狭くなるということでもありません。 光りに対して異常な反応をしてしまうのです。 例えば、曇りの日でも外が異常にまぶしく感じるということがあったら、白内障を疑ってもいいのではないかなって思います。
光りに関する異常は、白内障の代表的な症状でもあります。 視力の低下やものが二重、三重に見える、かすんで見えるという症状は他の目の病気にも見られることですが、まぶしすぎるともなると、ほぼ白内障だと思われます。